2020年度 設計作品ギャラリー

課題:もしも○○がなかったら

 2020年のコロナ禍で、社会の中から日常の生活が日常でなくなり、普段、当たり前と思っていた生活を見直すきっかけとなりました。そんな状況の中、「もしも○○がなかったら」と既存の価値観を再考することで新しい建築を生み出すことに挑戦し、未来の蒲田のまちのリノベーションにつながる提案を行いました。

白帆の浮かぶ駅

酒井 怜一

東急蒲田駅の10年後の未来を見据えた改修プロジェクトです。現在の東急蒲田駅は壁のようなボリュームで風通しが悪く、まちを分断しています。加えて蒲田はもの作りのまちとして知られていますが、そのことが駅からは伝わってきません。そこで今回は、柔らかいボリュームを目指し、日本工学院のサテライトキャンパスを併用した駅を設計することで蒲田をもの作りのまちとしてアピールするプロジェクトを考えました。


教育へと発展するものづくりの文化

藤田 諒

大田区のものづくり文化をIoTの進化に伴う若者の技術力向上という教育の形で発展させます。大田区はものづくり文化として有名ですが、後継者不足の問題が挙げられています。また、今回の敷地である東急蒲田駅の外壁がJR西口広場に対して強い圧迫感を与えてしまい、人が集まりにくいといった問題も挙げられています。こうした問題を解決するための糸口として、IoTの進化をものづくり文化の継承に活かす教育を実施する施設を提案します。


暮らしを再生する駅 ―リサイクルからもの・まちづくりへ―

島原 健一

10年後の蒲田を見据えた東急蒲田駅周辺の人が集まる目的のある駅を提案する。蒲田で暮らすうえでの様々な弊害を調査し、リサイクルを改造計画、駅の機能を交通手段だけではなく通すことで蒲田のネガティブな印象を改善し、ものづくりや地域資源を継承することで蒲田というまちが以前よりも魅力的で活気のあるまちへなるのではないだろうか。

島原健一_メインパース-1


TOKYU KAMATA STATION

宮澤 勇輝

テーマは、「もしも改札がなかったら」です10年後の未来の街は、よりシームレスな移
動が求められます。合理化が進む未来の街で駅が一体となる事を目指しました。
地下三階層は地上からの光が入るショッピングエリア、一階とM二階は街と駅舎を繋ぐ役
割をもたせつつ、下町の魅力を伝えるエリアを作り、2,3 階にショッピングエリア、屋上
に庭園を計画しました。


東急線蒲田駅      
~地域資源と復活の遺産~

鈴木 亜門

制作目的として蒲田は、汚いや治安が悪い印象あり蒲田の魅力が分かる駅にしたいという
思いが始まりでした。その為蒲田の由来、地域資源、歴史を調べました。今回の設計で用
いた地域資源として温泉、蒲田切子、映画、菖蒲園です。制作方法は、駅の一部改修の為
断面計画から始めました。空間を意識し、蒲田の象徴となる駅とし、一階部分は特に蒲田
のまちに対して意識し、保育園や丘の広場、イベント会議室を設計しました。

12Floor Level Renovation 

榎本 寿直

日本工学院専門学校蒲田キャンパスのメインの建物3号館の12階の学生ラウンジのリノベ
ーションを計画しました。現地調査を行ったところ問題点が主に五つほど出てきました。
1:学生ラウンジの間延び
2:パーテイションによる視界、採光の妨げ
3:売店の機能、スペースの無駄
4:購買の雰囲気の悪さ
5:スカイラウンジが使用できない
さらに学生同士の交流がすくないため、この交流、場所の機能、雰囲気の改善をメインにリノ
ベーションを計画しました。


西蒲田の家

岡村 準也

敷地をシェアし、交流を創り出す
西蒲田の住宅地に自分が住む住宅と分譲住宅からなる住宅の集合体を計画。「もしnLDK型がなかったら」をテーマに個室を減らす、無くすことに注目して住宅全体の繋がりを増やした。ウチとソトを曖昧にし、他の住宅との繋がりを生み出すために土間を積極的に採用した。また吹き抜けを多く取り入れることで階が変わっても上下の繋がりを意識し、家全体が一つの空間になるようにした。
現在nLDK型が主流になっているが、良くも悪くも公私分離していて家族の繋がりが減っていると思うので、今回の提案で人々の繋がりが増えればと考えている。