小高い丘にたつランドマーク

自然が多い多摩川エリアだがひと際目立つ緑がある。 ここは多摩川台古墳群であり、今は公園や神社など地域住民の憩いの場となっている。

コミュニティとなる場所が少ない中、ここに来れば、自然とコミュニティを築ける。 付近には、小さな商店街や神社の下に店舗があり、特徴的なエリアとなっている。

ここを歩くと、東京っぽさは感じないものの、静かでゆったりとした時間が過ぎていて いい風景だと感じる。古墳の上にあるからこそ見える、多摩川や周りの住宅の景色が違って見 える。

古墳の上に立つ神社~多摩川浅間神社

創建は鎌倉時代の文治年間(1185年~1190年)と伝えられる。浅間造は、日本における神社建築様式の1つであり、全国に4社のみ。

富士山本宮浅間大社に代表される浅間造は、社殿の上にさらに別の社殿 が載った二階建ての建築様式で、神社建築としては特殊な形式である。 神社の建つ敷地は、多摩川台古墳から連結する前方後円墳の一部に建つ神聖な場所である。

昭和を生きた遊園地~多摩川園

神社から北側に見える大田区が工事をしている敷地は昔、「温泉遊園 地多摩川園」(遊園地)してオープンしていた。同じ年には丸子多摩川花 火大会も開始された。元々は、東急の始祖である田園都市株式会社が分譲目的で用地買収を 行った際に抱き合わせで購入させられた土地で、歴史のある場所である。

神社に現われた卓球台

地域を盛り立てようと願って行われた「多摩川アートラインプロジェクト」の一環として

2007年に浅葉克己によって設置された。

神社に卓球台という光景も、近所の子供たちには「おなじみ」なのだそう。

ラケットは社務所で貸し出されており、誰でも青空卓球を楽しむことができる。

見え隠れする神社

昔は農地で豊作を願うために神を祀られてきた神社、今では住宅地の中に神社が自然に溶け込んでいる。

家と家の間から派手な屋根がひょっこり見えたり、建物の死角になって突然神社が現れたりするところが面白い。住宅の中にその土地になじんでいる神社が見え隠れする。

ガス橋通り欅並木

 この欅並木を境に西側は昔ながらの商店街など古い住宅が多く東側には住宅街・マンションといった綺麗な建物が多い。このガス橋通り欅並木は自然が感じる美しい道だけではなく、道を返して町の雰囲気が変わるなど見えない境界線のようにも感じる。